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朝日小学生新聞2006年3月22日
学校生徒間の交流が励ましに(子どもだからできる国際協力)
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----- 以下掲載記事全文
≪スリランカの子らと交流し、はげます≫
千葉県成東町の緑海小学校の子どもたちが、
2004年12月のスマトラ沖大地震で津波にあった
スリランカの子どもたちと交流を続けています。
東京で国際交流活動をしているNPO法人、
「C.P.I.教育文化交流推進委員会」の鈴木康夫さんの仲立ちで
絵や作文を交換し、お互いに励ましあっています。(渡辺真理子)
交流が始まったのは2005年1月。
ニュースでスマトラ沖大地震のことを知った緑海小の子どもたちは
「何か手助けをしたい」と児童会を中心に募金を集めました。
校長先生とつながりがあった鈴木さんにお願いして、
スリランカ東部のアンパーラにあるサッダシッサ学校に
募金を届けてもらったところ、
子どもたちから絵や作文のお礼が届きました。
それから年に2回くらいのペースで
やり取りが続いているそうです。《中略》
津波から1年余り経ち少しずつ復興していますが
家を失った人が多いアンパーラあたりでは、
ほとんどの人がまだ仮に作った小屋で暮らしているといいます。
緑海小の募金は、サッダシッサ学校の屋根の一部を作る費用に
当てられたと知って、みんなは大喜び。(中略)
鈴木さんがスリランカに向かうときに
緑海小の子どもたちからあずかった
サッダシッサ学校のこどもたちへの質問(学校生活など)
への返事も返ってきました。(中略)
緑海小の4年生の女の子は、
「遠い国の子たちとつながりがもてるのはうれしい。
いつか実際に会って話がしたい」と言います。
鈴木さんは、「スリランカの子どもたちにとって、
技術が進んだ日本はあこがれの国。
交流は励みになるようです」と話しています。(後略)